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2003年 NO.22

             
『神の選びは不動』   
  
「主は、約束されたとおり、サラを顧みて、仰せられたとおり、主はサラになさった。」
                               (創21:1)

 

 
サラは、全く子を産む力を失っていました。しかし、主が約束されたとおり、サラは身ごもり、90才

の女に子を与えました。実に神様の「仰せられたこと」は、その通り、寸分の狂いもなく、実現され

たのです。ところが、アブラハム夫妻は、主の言葉を信じて、誠実に歩んできたかというと、そうではあ

りませんでした。 何度もよろめき、何度も人間的な考えに立って失敗してきました。 しかし、アブラ

ハムの態度如何によって、神様の考えが、コロコロ変ってしまうということはありませんでした。

神の選びの計画の確かさは、実に不動でした。

もし、人間の不真実によって、神も不真実になる。

もし、人間が弱くなれば、神も弱くなる。

   もし、人間がいいかげんなら、神もいいかげんになる。 
                                                  じゅうぞく
というものなら、神は人間次第ということになり、神は人間に従属するものとなってしまいます。それ

なら、人間の造った偶像の神と同じです。
しかし、天地万物の創造主なる神は、人間がどんなに不真実

でも、約束されたことは、神ご自身の真実の故に、実現して下さるのです。それがアブラハムの神であ

り、私たちの神なのです。

 
  
 
                                    



     
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