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2020年8月23日

『聖書を信じていく生き方を、本気で始め出す

ヨハネの福音書14:1~11



(起)「聖書に書いてあることは今日(こんにち)も起こる」という考え方に基づいて、「聖書を信じて

いく生き方を、この地上で本気で始め出すこと」を学んで行きたいと思います。



(承)さて、ヨハネの福音書14章で語られているイエス様の話は、地上の人間の感覚では

トマスやピリポのように、すぐに理解できるような話ではありませんでした。明らかに天的な

次元で語られていたものです。それもそのはず、イエス様は天の父から遣わされたメシヤとして

来られた方だからです。だから、もし弟子たちがイエス様の話を理解しようと心を働かせて、

イエス様の側に立ってこの話を聞いていたら、彼らは悟ることが出来たでしょう。しかし、彼らは

どこまでも地上的な感覚でしかイエス様の話を聞いておらず、トマスは「主よ。どこへ行かれる

のか、私たちには分かりません」と言い、ピリポは「私たちに御父を見せて下さい」と言ったの

です。このように、人間というのは、どこまでも地上の感覚で自分に理解できる頭の中でしか

理解しようとしません。それは私たちにも言えることで、このような聖書の箇所を読む時、つい

トマスやピリポの側に立って私たちも読んでしまい、「彼らがこう言うのは無理もないよな」

という気になるのです。そして、イエス様の言葉をそのまま受け留めようとせず、簡単にスルー

してしまうのです。



(転) しかし、私たちはいつまでもトマスやピリポの立場に居てはいけません。その物の見方、

感覚をガラッと 変えなければ、この地上で信仰の歩みをして行くことが出来ないからです。

どういうことかと申しますと、牧師は 何十年も前から、
聖書の側に立ったイメージ考えで、

メッセージを語って来ました。すなわち、
「聖書は正しい。聖書に書いてあることは今日(こんにち)

起こる。だからこうしましょう」
と語られてきたのです。ところが、いくらメッセージを聞いて

「その通りだ」と思ったとしても、いざ現場になると、つい地上的な感覚で物事を考えて行動を

取ってしまうのです。例えば、失敗をして怒られた時、私たちは簡単に心を固め、「怒られちゃ

ダメだ。怒られない人間にならなければいけない」という意識を未だに持つのです。ところが、

それはこの世の考え方です。罪人が怒られないようになることはあり得ません。だったら、

私たちは怒られて当然の罪人なのですから、心を固めてはいけないし、()ねても、反発しても

いけません。むしろ(へりくだ)って心を開いて聞いて行くべきです。しかし、いくらメッセージがその

ように語られたとしても、聞く側が牧師と同じ聖書の側に立っていなければ、その感覚が心の中

に入ってきません。すなわち、幾らイエス様から話を聞いていても、その人がトマスやピリポの

ように地上的な理解に固執していたら、
いつまでたっても私たちの信仰を現場で表すことは出来

ないのです
現場で信仰を表すことが出来なければ、信仰の意味がありません。私たちは、これ

から艱難時代に入った時、信仰をその現場で働かせていかなければなりません。その為には、

今から地上の現場で信仰による判断を積み上げていかなければなりません。
そうしないと天に

繋がらなくなります。だから、私たちはいつまでも地上的な感覚でいたら、トマスやピリポの

ようにイエス様の言葉が頭だけのものになってしまいます。
聖書に書いてあるイエス様の言葉を、

常にイエス様の側で理解して行くように、私たちの意識を改めて行くべきです。



(結) 聖書は私たちの生き方を具体的に示している書物です。聖書は、「これから地上でこう

いう事が起こってくるから、その時はこうしなさい」と具体的に記しているマニュアル、説明書

です。私たちは、それを本気で信じて悟った上で、この地上の事柄については信仰の目で見て

判断し、行動して行くのです。実際に私たちの教会は、聖書に書いてあることを一つ一つ解き

明かされ、「聖書に書いてあることは今日も起こる」ということを、実際に見せられてきた教会

です。ならば、もうはっきりと聖書を基準にして歩もうではありませんか。
あらゆる出来事に

おいて、地上的な価値観で判断するのではなく、イエス様にあって判断するのです。
すなわち、

聖書に書いてある通りの考え方を持って、この地上の現場で信仰を働かせて行くことです。

どうか、どこまでも聖書に基づく考え方を持って、イエス様を信じた中で物事を見て行く

生き方を、今この地上で、本気で始め出そうではありませんか。 

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