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2016年3月6日



絶対主の考え方に心を合わせて

第Ⅱコリント11:1~3



(起)「この世の考え方を封じ、絶対主の考え方に心を合わせて生きていく」ということに

ついて、学んでいきたいと思います。


(承) さて、3節を見ますと、「私は、エバが、蛇の悪巧みによって誘惑されたように、

あなた方の思いが汚されて、キリストに対する誠実さと純潔さから、万が一にもそれてしまう

のではないかと心配しています」と、パウロさんは語っています。これは、コリントの教会の

人たちだけでなく、今日の私たちにも当てはまる言葉です。なぜなら、私たちは、知らず

知らずのうちに、サタンの影響を受けているからです。現在、多くのクリスチャンは、

「この世で生きていくためには、この世の常識で物事を考えていかなければならない。

信仰だけでは生きていけないという考え方を持っています。だから、クリスチャンで

あっても、聖書に基づく絶対主の考え方ではなく、この世の考え方に合わせて生きて行こう

としているのです。これは、サタンの騙しです。サタンはいつも、「本当に信仰だけでやって

いけるのか。本当にイエスがお前の生活を守ってくれるのか。そんな甘いものではないだろう」

と、声をかけてきます。すると、「牧師でさえ、何でも『信仰で何とかなる』という考えには、

慎重でありたい」という方向に心を向けてしまうのです。現実問題、私たちがこの地上で

生きていくためには、最低限、衣食住が必要ですから、そこに目を向けると、「やはり

信仰だけでは生きていけない」と思い、クリスチャンであっても、この世の考え方に

合わせて生きていこうとするのです。

(転) しかし、聖書には何と書いてあるでしょうか。
「衣食住について心配するのを

やめなさい。まず第一に、絶対主の国と絶対主の義とを求めなさい。そうすれば、必要な

ものは添えて与えられる」
(マタイ6:33)と書いてあります。これが絶対主のお考え

です。パウロさんは、この絶対主のお考えに心を合わせ、絶対主に信頼していく道を実際に

歩んでいきました。だから彼は、「あなた方も、純粋に主を信じていく信仰を通してほしい。」

「あなた方が今、キリストあって生きているのかどうか、吟味してほしい」と、コリントの

教会の人たちに反省を促しているのです。主にどこまでも信頼して行く生き方を、私たちも

していくべきです。私たちは普段、この世で培ってきた経験や、この世の常識に基づいて

物事を考え、判断してしまいますが、それは間違っています。それだと、今まで自分が

経験してきた範囲の中でしか判断をすることができませんので、その判断は、人間的に

なってしまいます。しかし、絶対主は、この世界をお創りになったお方ですから、すべて

のことを知って一番正しい判断をすることができるのです。私たちは、
この絶対主の判断に

お任せして行く勇気が必要です。
私たちは、元々は永遠の裁きの中に行く者でしたが、

イエス様の贖いによって救われ、今は天国に国籍を持つ者となりました。ですから、

その者たちに対しては、絶対主もイエス様も心を遣ってくださり、「絶対主の国と絶対主の

義を、まず求めていきなさい。そうすれば、必要なものはすべてわたしが備える」と言って

くださるのです。私たちはイエス様を信じ、主に信頼して行く世界に入った者です。

ならば、もうこの世の考え方をやめて、聖書に基づく考え方に心を寄せて行くべきです。


(結) ですから、もうこれ以上、サタンに誘惑され、騙されていてはいけません。

私たちは、今までの自分の経験や、この世の常識的な考え方で判断するのではなく、絶対主

の判断にお任せするのです。その判断は、時には、この世では通用しない、「非常識」と

思われることかもしれませんが、それでも良いのです。この世の考えが正しいのではなく、

どこまでも、聖書に書いてある絶対主の考えが正しいのですから。ですから、私たちは

全力を尽くして、そちらに向かっていきましょう。
この世の考え方を封じ、絶対主の考え方

に心を合わせて生きて行こうではありませんか。

 


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