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2015年11月22日


今までの思考を180度変え、
絶対主を中心とした生き方を始める



使徒の働き20:24




(起)「今までの思考を180度変え、絶対主を中心とした生き方を始める」ということに

ついて、学んでいきたいと思います。


(承) さて、パウロさんは、ここで「走るべき行程を走り尽くし~」と言いました。パウロ

さんにとって、「自分の走るべき行程」とは何だったのでしょうか。それは、「自分のビジョン、

自分の計画を完遂する」ということではなく、「ただイエス様の御心に沿った考えを貫徹する」

という事でした。実は、イエス様と出会うまでのパウロさんは、自分の思惑通りにクリスチャン

を迫害し、殺して行くことにありました。それが彼のユダヤ教徒としての考えに基づく生き方で、

それが正しいと思い込んでいたのです。しかし、イエス様と出会ったことによって、自分の間違い

に気付かされました。そして、自分の命を用いる、本来の生き方を指し示されたのです。

それは、「自分のやりたいことを実現するために生きるのではなく、ただイエス様の御心にある

思いを遂行して行くことが、自分の生き方だ」と分かったからです。
それから、パウロさんの

生き方が180度変わりました。それまでの彼は、自分の思惑を実現することが、自分の使命だ

と考えていました。しかし、その自分で創り上げた考え方から、イエス様との出会によって、

絶対主からの考えに心を添わせていく本当の生き方に変わって行ったのです。



(転) では、私たちの場合はどうでしょうか。

私たちは生まれた時から、「
自分にとって得する生き方をしたい。幸せな生き方をしたい。

自分の思い通りの生き方をしたい
」という考えを持ち続けています。それは何故かというと、

私たちはこの世に生まれてからずっと、絶対主がいることを知らずに生きて来たからです。

だから、
自分の命は自分のものだと思い、自分中心な考え方が当たり前だと思っていました

しかも、その思いは救われてからもずっと持ち続けていたのです。確かに、私たちはイエス様

との出会いを通して、罪の中に閉じ込められていた世界から贖い出されました。ところが、

そのことにより、「私たちは今まで
罪人であったが、その罪人をイエス様が救ってくれたの

だから、
自分は 愛されており、自分の願いを絶対主は叶えて下さる。だから、自分の願いが

叶えられることが、主に愛されていることの証しだ
」と思っていました。ですから、ますます

身勝手な方向に向かっていたのです。そして、
イエス様は私のために十字架にかかって死ん

でくださったのだから、そのイエス様の救いにあずかった私たちは、幸いを得るべきだ
とさえ

考え、どこまでも自分を「
人生の主人公」として、思い通りに運んで行こうと考えていました

しかし、それは絶対主の前に間違っています。あくまでも、「主人公は自分ではなく絶対主

です。私たちは、そのような意識に、今180度転換させられる必要があります。そして、

絶対主の意向がどこにあるのかを常に考え、それが分かったならば、たとえ、自分にとって

不都合であっても、絶対主の意向に自分の心を向けて行くべきです。しかし、私たちがそうして

いくことを邪魔する者がいます。それは悪魔です。
悪魔は、「自分のために生きる」ように

私たちに仕向け
、「自分中心に物事を考えさせよう」とします。そして、「自分の損得で考えろ。

損をすることはない。」と言って、私たちを自分勝手な思いの虜にさせようとするのです。この

悪魔は、いつも私たちの周りにいて、すぐに私たちの心の中に入ってきます
。ですから、

私たちは今、悪魔の妨げが現実にあるということを認め、それを嫌い、必死になって拒否して

いく必要があります。これが、「堅く信仰に立って、悪魔に立ち向かえ」という絶対主の考え

です。このことが、私たちに出来る最大の戦いです。悪魔は、一生私たちに働きかけてきます

から、一生戦い続けていかなければなりません。私たちは、悪魔の声に乗らないように必死に

戦いながら、絶対主の方に、心を寄せて行くのです。そして、必死になって絶対主の考えに心を

添わせていくのです。


(結) 私たちのこれからの生き方はここにあります。今までは、無意識のうちに自分を中心に

していました。そして、悪魔はそれを追求させてきました。
悪魔は、私たちに自分中心な思いを

持たせ、それが正しいもののように思わせて来たのです
。どこまでも、私が中心であり、「自分

にとって、それが良いか悪いか。損か得か」という判断だけでした。しかし、それは間違って

います。今、私たちは
思考を転換し、「絶対主にあって、それが良いか悪いか」という考え方に

変えて行くべきです
。すると、パウロさんと同じ志「走るべき行程を走り尽くし」という心を

抱いて歩んで行くことが出来るでしょう。どうか、今までの思考を180度変え、自分を中心

とした生き方ではなく、絶対主を中心とした生き方を始めて行きましょう。

 


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