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2012年12月2日


『創造主の存在と私たちの選択』




使徒行伝27章9〜26節



@ 創造主の存在について学び、私たちはこの方に対して、どのような選択をして行ったら

良いのか考えたい
と思います。

A さて、日本語の聖書では、「エロヒーム」あるいは「セオス」という言葉が、「神」と

訳されています。ですから、よく耳にする言葉は、「聖書の神ってどんな神様?」という質問です。

私たちの周りには、さまざまな神々がいるからです。商売繁盛の神、学問の神、家内安全の神、

火の神、疫病神、死神等々、実にあげたら暇がありません。ただこれらの神々に共通するのは、

全て人間の手で作られたもので、人間に都合の良い、いわば、人間の僕となっている神々だ

ということです。日本人の中にはこの神概念が刷り込まれていますから、聖書のエロヒームが

正しく理解されていないのです。ですからクリスチャンの生き方に影響を与えることが少ない

のです。

B では、「エロヒーム」である創造主と共に歩んだ使徒パウロを通して、創造主とはどんな

方で、その方に対してどうあるべきなのか、考えてみましょう。このときパウロは、囚人として、

海路ローマに護送されていく途中でした。ところが時期的に、航海が難しい状況にありました

ので、パウロは、護送中の百人隊長に、この航海が非常に危険であり、積荷や船体ばかりでなく

命さえも危険にさらされることになると忠告しました。しかし百人隊長は、素人のパウロの忠告

よりも、船長や航海士の考えを信用して航海を続けようとしたのです。ところが間もなく、

暴風が吹き降ろしてきて、パウロの言った通りになってしまいました。そこで積荷や船の装備

までも投げ捨て、船は流されるままになり、助かる一切の望みも消え去り、長い間誰も食事も

取っていませんでした。そこで、突然パウロは、創造主の言葉を聞いて言いました。「元気を

出してください。船が失われるだけで、誰一人として命を失うものはいないからです。」と。

彼が何故このように言えたのでしょうか。それは彼が、確実な全知全能の知恵を持って判断して

下さる方を信じていたからです。この方は、私たち人間や地球やあらゆる法則を創られた創造主

です。宇宙も天体もきちっとした法則によって成り立っており、秩序正しく動いています。

ですから、人工衛星は宇宙に飛び立ち、又戻って来れるのです。もし秩序も無くデタラメ

だったら、飛ばすことすら出来ないでしょう。私たち命有るものにしても同じです。

一つ一つの生物がきちっと完成されており、完成途中のお化けのような生き物はいません。

それぞれの細胞のど真ん中にある核の中に設計図(DNA)があり、それに基づいて組み立て

られているからです。誰が、この設計図を入れたのでしょうか?偶然ですか?

或いは、自然が知恵を持って設計したとでも言うのでしょうか?実は、この英知に満ちた創造主

の御使いがパウロのところに来て、パウロと同船している者たちは助かることを伝えたのです。

案の定全員が食事をした後、マルタ島に引き上げられました。そして、276名全員が助かった

のです。私たちは自分の力で生きていると思っているかもしれませんが、そうではないのです。

私たちには先のことは分かりません。しかし、この世界と私たちの命とを創られた創造主

17章24,25節)は、全知全能の知恵を持って最善の事をして下さるのです。ですから、

その方の指示に従っていくなら、間違えないのです。

C ですから、今こそ私たちは、「主よ。今、あなたの僕たちに、この上ない大胆さを持って

御言を語らせてください。そして、御手を伸ばして、聖なるしもべイエスの御名によって、

癒しとしるしと奇跡とを行わせて下さい。」
章29〜31節)と祈りましょう。

これがクリスチャンの生き方ですから。そして、創造主に信頼し、全てをかけて創造主に対する

献身の生涯を全うしていきましょう。
                                        

  
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