現在の宇宙の構造は、ごく僅かでも数値を変えると敏感に変化することが分ってきました。
ですから、その数値は注意深く計画されたものであろうと思われます。
例えば、地球と太陽の位置関係は、その距離が近くても、遠くても、水を保つのに
不都合なのです。近づけば、蒸発して金星のようになり、遠くになれば、氷の惑星になります。
又、地球の大きさは、少しでも狂えば、大気を止めておくことができません。
又地軸の傾きは、生命が生きていく上でジャストフィットされています。
そこには、人格的創造主の痕跡を示す宇宙の構造があるからです。
又、宇宙空間のエネルギー密度は、我々に好都合な状況に、非常によく調整されています。
この宇宙定数が、正・負のいずれの大数になれば生命は絶たれてしまいます。
事実、天体観測によって宇宙定数が極めて小さく、正確な設定がされています。
この正確さの確率は、少なく見積もっても、そのファインチューニングの値は
10の53乗分の一になります。それは、宇宙の果てから地球に向って矢を射るようなもので、
その的の大きさは、1023乗分の3ミリとなり、目に見えない原子よりも小さいサイズです。
まったくもって驚異的な事実です。このように現代の科学的証拠の数々は、
宇宙を創造された人格的創造主の存在を認めざるを得なくなっているのです。
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