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2010年 NO.334



                           

                           
『復活の証明』
(否定する側からの疑問からではなく、肯定的な面からの証明)



第Tコリント15章1〜11節の中で、パウロは、コリント人に福音の真髄は、イエスキリストの

復活であると語っています。
そして、そのキリストの復活した姿を「使徒たちや、主の肉の兄弟

ヤコブ、そして、自分自身も見ていると語っています。又500人以上の兄弟たちのいる前にも

現われた。」と言っています。そして、「その中の大多数の人々は、今なお生き残っているので、

もし確かめたかったら、直接真意を確かめることができる。」と記しています。

パウロが、このコリント人へ手紙を書いたのは、パウロの第三回目の伝道旅行、AD55年頃に、

エペソから書き送っています。すなわち、イエス様が十字架にかかって死なれてから、まだ20年

そこそこです。ですから、当然、生き証人たちが一杯いた時代です。


しかも、パウロは、その手紙の中に、使徒たちの信じていた内容を要約した信条を載せています。

この信条は、イエス様の死後1〜2年の内に記されたものです。

「キリストは、旧約聖書の示すとおり、私たちの罪のために死なれたこと、又、葬られたこと、

又、聖書の示すとおりに三日目によみがえられたこと。又、ケパに現われ、それから12弟子に

現われたことです。」と書いています。

この内容が、もし偽りのものであれば、当時の人々には、見向きもされず、捨てられていたことで

しょう。しかし、これだけの初期の記録を載せている手紙こそ、その現場に居合わせていた人々の

生の証言として、世界中で受け入れられている証拠なのです。








                           

    
 



     
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