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T旧約聖書で預言されたメシアのしるしが、イエスによって成就したのは、偶然の出来事だと
非難する人々がいます。
弁証―メシアに関する預言は、旧約聖書に48ヶ所にあります。その内の8つの預言が成就する
確率は、10京分の1と、数学書のピーターWストナーが計算しました。10京分の1とは、
10円玉をテキサス州の全体に60pの高さに積み上げ、目隠しをして、その中の1つの印の
ついた10円玉を探し当てる確率だと言われています。
これは、偶然の入る余地の全くない出来事だと言うことです。
U福音書の著者は、聖書を改竄して、あたかもイエスが預言を成就したように
書いたのではないかと非難します。
弁証―福音書の内容は、イエスのことを知っている人々の生きている間にかかれたものです。
だから、内容に改竄の跡があれば、ユダヤ人社会が小躍りして間違いを指摘し、
クリスチャンの信用を失墜させたことでしょう。又、ウソをデッチ上げた書物のために、自分の
生命をかけて殉教する人はいないでしょう。
まさに、クリスチャンの殉教の歴史は真実を物語っているのです。
Vメシアのしるしの成就は、全て「やらせ」だったと非難する人々もいます。
弁証―ゼカリヤ書には、メシアはロバの子に乗ってエルサレムに入場するとあります。
だから、イエスはあえてロバの子に乗ったのだと非難します。しかし、イエスは、自分からロバを
探しに行ったのではなく、弟子を村に向かわせ、他人のロバを引いてくるように命じました。
もし、情況が交錯したら、ロバの子を探し出すことはリスクが伴いますし、しかも他人の
ロバの子を引いてくるのは、盗みに当ります。弟子たちにとってリスクのある行為を全てクリア
して、イエスはロバに乗ることが出来ました。これは、やらせで出来るものではありません。
又、イスカリオテのユダは銀貨30枚でイエスを裏切りました。これは預言に示されていた
値積りです。イエスは、敵であるユダヤ人にどうやって30枚だと指示できたでしょうか?
又、メシアの生まれる場所、処刑方法、着物を分ける、足の骨は折られないということを、
前もって「やらせ」で計画出来ることでしょうか? 不可能です。
すなわち、イエスだけが歴史上でたった一人、旧約の預言と一致した人物だったのです。
まさに、48ケ所の預言を成就させたことは、神様のわざ以外にありません。
イエスは、まさに正真正銘、旧約に預言されたメシア(救い主)であることが確信できるのです。
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