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2010年8月15日





生かされている命





詩篇139篇13〜16節




  

@ 今朝は、終戦記念日ですが、教会では『いのちありがとう』の日として、私たちの命は、

生かされている命であることを学び、生きることの感動と喜びたいと思います。


A さて、聖書には次のように記されています。

「あなた(創造主)が私の内蔵を造り、母の胎のうちで私を組み立てられました(13節)。

あなたの目は胎児の私を見られ、あなたの書物にすべてが、書きしるされています。」(16節)
と。

これは、私の体が母の胎内で組み立てられていくときに、創り主の書物(DNA)の中に、私という

人間がどういう者か全部記されているということです。

B では、私たちは「生かされた者」であることを考えてみましょう。

普段私たちは、生かされているということは、あまり意識しません。

なぜなら、私がこの世に産まれる意識が全くない中で、生き始めたからです。

ですから、普段は、「生きているから、生きているんだ。」と考えています。

そのため「何故生んだの?」とか、「生まれたくて生まれたんじゃない」、

「もっといい親の元で、いい家に生まれたかった。」と悪態をつきます。

確かに、自分の願わなかった親の元で、大した能力も与えられず、人よりも劣った自分を見ると、

生きていくのが嫌になります。しかし、自分の環境とか、能力とかに関わらず、いのちの仕組みの

凄さが分かってくると、自分が生きていること自体が凄いことなのだと認識させられるのです。

そして、命ある背後には、人の知恵の及ばない、凄い知恵のある方が存在し、その方によって

造られた命であることが分かると、大切な命なのだなーと嬉しくなります。


そして、
自分の命をもっと尊い働きのために使いたいと思えてくるのです。

ではその仕組みの凄さを見ていきましょう。

まず、私たちの心臓の鼓動は、一日に10万回も動いています。そして、血液を一日のうちに8トンも

全身に送りだしているのです。その量は、タンクローリー一杯分(牛乳パック8000本分)です。


                                
                                「人体の不思議発見」より


それが毎日送り出されているのです。しかも、その血管の長さは10万qあり、それは地球を二回り半

するほどの長さです。それだけの血管が全身に絡まることなく張り巡らされて造られています。

この血管によって全身の細胞に血液が届けているからこそ、私たちのからだは隅々まで生きているの

です。本当に驚嘆です。ところが私たちは、この心臓を動かすのに何もしていません。

自動的に動くように仕組まれているのです。心臓や血管だけではありません。

一つ一つの器官はみな、生きていくために驚くべき叡智によって、

精巧な働きがなされているのです。

これらの仕組みが、偶然に、造り上げられていては、とても人間は生きてはいけません。

初めから完全な仕組みが必要です。しかも私たちは、これらの仕組みの一カ所でも自分で造った

ところはありません。私たちは、生きているのは当たり前と思っていますが、

当たり前ではないのです。
実に私たちの命は、創造主によって造られた驚くべき、大作です。

ですから、この与えられた命は、尊いのです。

C では、私たちに命を下さり、生かしてくださった創り主に対して、

私たちはどうあるべきでしょうか。当然創り主のために、役立たなければ意味がありません。

ところが、創り主と私たちの間に立ちふさがっている罪が、それを妨げています。

その罪を総まとめで解決するために、イエス・キリストが来て下さり、

創り主との関係を正常化してくださいました。
(コロサイ21314節)。

ですから、その事実を信じ受け入れるなら、私たちの罪は赦され、創り主の元に帰る事ができます。

そして、この命の本来の姿を取り戻すのです。

ここに、
命の喜びが、溢れ、『いのちありがとう』と叫べるようになります。

命ある自分をもう一度、考え直してみたいと思います。
              

                                        

  
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