教 会 案 内 牧 師 紹 介 定 期 集 会 特 別 集 会
定 期 メ ッセージ  シ ョ ー ト メッセージ 福 音 の 話
行   事 教 会 新 聞 掲 示 板 リ ン ク 事 務 室


2010年5月30日





霊的レベルアップの秘訣





ローマ12章1〜3節




  

@ 今朝は、信仰のレベルアップ、即ち霊的な信仰の秘訣を学びたいと思います。

A さて、パウロの書簡の特徴は、前半に信仰の教理を語り、後半になると、具体的な

クリスチャンの歩み(道徳)を語っています。とは言っても、「律法にはこう書いてあるから

こう生きなさい。」というような言い方ではありません。もしそうなら、律法主義に逆戻りして

しまいます。パウロは、キリストの恵みの中にあるものとして、「神のみこころは何か、

何が良いことなのか。」をわきまえて、心を尽くして励みなさいと勧めています。

しかしながら、その内容は、旧約の律法よりも、心を求められるものですから、高い霊的な生き方に

なります。


B では、心を尽くして生きていく高い霊的な生き方について考えてみましょう。

パウロは1,2節で言っています。「そういうわけですから、・・・あなたがたのからだを、

神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な

礼拝です。・・・何がよいことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、

心の一新によって自分を変えなさい。」と。ここで、神に受け入れられる霊的な生き方をしていく

ためには、先ず
心が変えられていく必要があります。確かに、心を尽くして主の御心の中に

歩めたら、どんなに感謝なことでしょうか。しかし私たちの心には、肉的な思いと御霊による

思いが、互いに逆らいあっていますので、瞬時に正しい霊的な判断が出来ないのも事実です。

ですから、もし、心の中に霊的な判断が身についているなら、スムーズに御霊に導かれて進んで

いけるでしょう。

では、霊的に生きていける秘訣、即ち、信仰の秘訣はどこにあるのでしょうか。

そのヒントの御言葉は、ロマ書3章27,28節にあります。

「私たちの
誇りは、すでに取り除かれました」それは、「行いの原理によってではなく、

信仰の原理によってです。」と言われています。ユダヤ人も異邦人も、全ての人は罪を犯したので、

自分の行いでは義と認められることが出来ません。ただ、イエス・キリストを信じる信仰によって

のみ、義と認められるのです。従って、
私たちには誇れるところは何一つありません。

ところが私たち人間は、人から認められ、それを誇りたいという願望を持っていますので、誇りが

傷つけられることを嫌い、自分を守ろうとします。誇りをけなされたり馬鹿にされたら、生きていく

力を失ってしまうからです。誇りは、生きていく栄養剤だからです。誇りがなくなれば、

自分の存在感がなくなると考えています。それ故、褒められたり認められることが栄養剤となり、

益々誇りを求めて競争しているのです。

しかし、私たちの誇りは取り除かれました。ということは、私たちの人生は、自分のためではなく

キリストのために生きていけばいいのです。この事実を受け入れたら、自分のためではなく、

キリストのために生きていけるでしょう。


もはや、自分の誇りのために自分を守る必要もなくなるのです。そして、この真理に立った砕かれた

心を持っていけばいいのです。

この
心さえ持てば、高い霊的な信仰の中に歩んでいくことが出来るでしょう。

C 
霊的レベルアップの秘訣は、「私たちの誇りは取り除かれた。」ということです。

この真理を心から納得し、つかみ取るなら、霊的な生き方が出来ます。これが、信仰の秘訣です。

この信仰の中に歩んで行くために、それをイメージし、その生き方を実践していきましょう。
             

                                        

  
 *メニュー
      * 教 会 案 内
      * 牧 師 紹 介
      * 定 期 集 会
      * 特 別 集 会
      * 定期メッセージ
      * ショートメッセージ
      * 福 音 の 話
      * 行       事
      * 教 会 新 聞
      * 掲  示  板
      * リ  ン  ク
      * 事  務  室