『福音を確信を持って伝えるために』
「イエス様を信じれば救われます。」という言い方は、まだイエス様を信じていない人々に
とっては、とても抽象的なことばです。「どうしてイエス様を信じればいいのか?」
「イエス様の何を信じればいいのか?」分からないからです。聖書の中には、
「イエス様を信じなさい。そうすれば救われます。」とあります。このとき「人の子」として、
人間であるイエス様を「神の子」として信じることがユダヤ人には求められていました。
しかし、今日は、神の子であるイエス様は、世界中に知れ渡っています。そこで、神の子である
イエス様の何を信じるのかは、異邦人である私たちには、まだ知らされていないところです。
そこで、神の子であるイエス様が「人間の罪を100% 償って下さった方だ。」ということ
を信じて受け取るように、勧めることが福音宣教です。すなわち「信じる」ことが聖書の時代と
今では違うのです。聖書の時代は、「イエス様を預言者のメシア(神の子救い主)」と信じる
ことでした。しかし、今の時代は「自分の罪を贖ってくださったイエス様」を信じることです。
この違いをはっきり意識していないと、ただイエス様を信じればいいのですと語っても、
分かってもらえないのです。ですから、まず「私の命の創り主」に対し、「私は100%罪に
穢れていること」、そして、こんな私のために「神の子が100%罪を償って下さった。」
ということ。だから、この「イエス様の救いを、信じて受け取れば救われます。」と確信を
持って伝えていきましょう。 |
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