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2008年 NO.238






『創造主の天地の設計の素晴らしさ』U
      
  


 地軸の傾きは23.5度で、四季を持ち、地球全体に太陽の光が当るように設計され

ました。
もし傾きが0度であるなら、北極と南極は永遠の薄暮に包まれ、海の水蒸気は、

風によって南北に運ばれ、極地で氷となり、雪と氷の大陸になります。

又、大量の氷が極に蓄積されると、地球の赤道が膨らみ、回転が変化してしまいます。又、

地球の赤道付近は、年中高温にさらされ、乾いた砂漠となり、雨も降らなくなってしまう

のです。因みに水星はほとんど傾いていません。 木星と金星は、わずかに3度、冥王星は

60度です。地球の傾きは、生命が生きられるように、わざと設計されたようです。又、

地球の自転は、赤道で毎時1610Kmです。もし回転が遅くなったら夜は凍り、昼は焼けて

しまいます。逆もしかりです。因みに水星は一回転するのに59日、金星は243日も

かかります。とても生命の生きる環境ではありません。最後に、月の大きさと地球との距離

を考えるとき、月が現在より大きかったり、近かったりしたら、海の干満が激しくなって

山を浸食し、大陸が平になってしまいます。逆に小さかったり、遠かったりすると、港を

きれいに保てず、酸素の供給が減って食物連鎖に大きな影響が生じます。(水は腐り、

よごれます。) 海は、適度に掻き回されないと生命は生きていけないのです。

実に地球の環境は、生命のためにすばらしい設計がされているのです。(次週は水について)




                   
              



     
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