か きゅうかくき
鼻は空気を取り入れる器官であり、臭いを嗅いだりするための嗅覚器でもあります。
びくう
鼻の穴の鼻腔は、上、中、下の3つの鼻道に分かれ、左右併せて6つの鼻道があります。
にお
鼻から吸い込んだ空気は、臭い分子と共にその勢いで鼻腔の天井に突き当たり、上鼻道にある
嗅覚器によって臭い分子が捕らえ、臭いの情報を電気信号に変えて、大脳の嗅覚神経に臭いの
情報を伝えます。臭い分子は、揮発性で物体から離れて空気中を漂っています。その臭いの
分子は40万種類あると言われ、人間が識別できる臭いの数は、切手1枚ほどの嗅覚器にある
きゅうさいぼう
500万の嗅細胞によって3000〜10000種程度といわれます。
この臭いを嗅ぎ分ける仕組みのすごさと同時に、臭いを脳に感じさせる物質があることが
すごいのです。因みに、猛毒である一酸化炭素は匂いません。しかし、他の分子は、人間に
臭いを感じさせるのです。どうして、バラに臭いがあるのでしょうか?だれが、臭いを創った
のでしょうか。もしこの世に臭いがなかったら、さびしいですね。
創り主は、この地球に臭いの分子を創り、私たちを慰めて下さっています。その臭いを感じる
仕組みを人間に創ってくださった創り主はすごい方です。
|