『根気強くなりたい人に』
|
私たちは、いろいろなことを決心しますが長続きしません。それは、始めていくうちに困難
を覚えて、「できるかなー。」という圧力に負けてしまうからです。1つのことを根気よく
続けていくのは、むずかしいことです。
しかし、クリスチャンは、聖書によって人生のゴール(朽ちない冠を受けるため、空を打つ
ような拳闘はしない。)を見つめて走ることを知り、永遠のスケール(エデンの園から
千年王国へ、そして天の御国)で生きることを教えられたため、たとえ困難を覚えても、
ひたむきに前のものに向って進み、目標を目ざして一心に走ることが出来るようになった
のです。なぜなら、希望に向って歩む道には、必ず患難から始まると聖書にあるからです。
「患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み
出す。」(ロマ5:3〜4)とあります。
すなわち、患難は希望への第一ステップであり、患難を恐れてしり込みするのは、希望への
道を閉ざすことになります。
創り主は、私たちを用いるため志を与えます。その志を完成させるため、暖かな温室で訓練
されることはありません。むしろ、荒野に置かれ、寒風に吹きさらされるところに置かれる
のです。それは忍耐を学ばせ、練達させ、希望の道へ導くためです。これが創造主の取り
扱われる方程式です。根気を失い途中で挫折してしまう最大の敵は、あきらめてしまうこと
です。だから、信じ続けるのです。この信仰がクリスチャンに根気を与えてくれるのです。 |
|
|
|
|