『アガペーの愛とは』
(一方通行の愛)
クリスチャンの心の中には、みなアガペーの愛があります。
なぜなら、信じた時、キリストの救いをただで受けたのですから、私たちもこの真理をただで
人々に伝えたいという思いがあるからです。又、その心は、「キリストのために生きたい。」
「キリストに頼って生きていきたい。」という動機から出ているものです。すなわち、損得勘定
を働かせず、純粋に信仰に立って歩んでいきたいと思う心です。この心の中から、対人関係は、
「寛容に、又親切」にします。それは、自分のために「見返りを求めたくない」からです。
又、自分自身が「ねたまず、高ぶらず、誇らず、礼儀に反せず、自分の利益を求めず、怒らず、
恨まず、がまんし、信じ、期待し、耐え忍ぶ」方向に心を向けようとします。なぜですか?
それは、ひとえに、「キリストのために生きたい」という動機がそうさせるのです。
この心は、クリスチャンの内にみなあるものです。それを、さらに、意識していくかどうか、
すなわち「キリストのために生きたい」と思う思いが強くなれば、必然的に、この心も強い
意識となって出てきます。この実践には恐れもありますし、不安もあります。しかし、互いに
励まし合って、アガペーの一方通行の愛をもって「キリストを信頼しているのだ。」という
証しをしていきましょう。 |
|