『仏教の死生観とクリスチャンの死生観』
仏陀の教えた死生観は、ローソクの火が消えるように、自分の存在を無に帰すことを意味
します。それは輪廻を断ち切ることであり、無の世界へと帰属することでした。
浄土の思想は、仏陀の死後、大乗仏教(AD1~2世紀頃)の中に起ったもので、阿弥陀の
慈悲によって浄土の世界に入ることを期待します。その極楽浄土は、西方十万億里の地にあり、
地理的な所ではなく、覚った者の絶対不動の境地をいうのです。
しかし、悟らない者は、浄土は十万億里のかなたのように縁のないものというのです。
ところが、クリスチャンにとって天国は、霊を下さった創造主のところに帰ることです。
この命は、自分で創ったところは1つもなく、生きていく環境(空気・水・光・土)も、
全て与えられたものですから、これを下さった創造主のところに 帰れるのは、現実のこと
なのです。しかも、キリストが人間の悪事を赦すために ご自分の命を代価としてささげて
下さったのですから、クリスチャンは安心して帰れます。クリスチャンの死生観は永遠の命
です。 |
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