「あなたの一生の間、だれひとりとしてあなたの前に立ちはだかる者はいない。わたしは、モーセと
共にいたように、あなたと共にいよう。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。
強くあれ、雄々しくあれ。」 (ヨシュア1:5〜6)
ヨシュアは、モーセの後を継いで、アナク人やネフィリム人(巨人)のいるカナンへ、
60万以上の民を率いて導き入らなければなりません。荒野を導いたモーセでさえ、「この荷は
重すぎます。いったい自分は何者なのでしょうか。」と言っています。まして、ヨシュアは戦って
いかなければならないのです。ですから、神様は徹底的にヨシュアを励まさなければなりません
でした。それは、肉の弱さに捕われ、臆する者とならないためです。又、ヨシュアは「強くあれ、
雄々しくあれ」と言われた主のことばを、自分で、自分の肉に向って言い聞かせるのではありま
せん。それなら律法主義です。彼は、主のことばを、そのまま心に入れたのです。
それは自分の弱さを励ましていくのではなく、神様が「強くあれ、雄々しくあれ」と言われるので、
「その通りして行こう」と、そのまま神のことばを受け入れることだったのです。
これがキリストと共に死んだ、私たちの歩みです。
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