「彼らが、わたしのために聖所を造るなら、わたしは彼らの中に住む。」(出25:8)
神が人の宿営地に来て、人と共に住んで下さるという。なんという驚くべき申し出でしょうか。
本来、神は近づきがたい存在で、神は人に見えない霊的存在です。ですから、神は、私たちから
遠くに離れておられるのです。それがもし「彼らが聖所を造るなら、わたしは彼らの間に住み、
彼らの神となろう。」と仰って下さるのですから、こんなに心強いことがあるでしょうか。
全能の神が、いつもそばにいて下さり、守って下さるのです。もし敵が襲ってきたら、全能の神が
戦って下さるのです。又、神が共にいて下さるなら、どんな困難も解決し、安らかに住むことが
できます。こんな特権をイスラエルの民はいただいたのです。そして今日、それが、私たちの内に
も実現しているのです。
「あなた方は、神の神殿であり、神の御霊があなた方に宿っておられることを知らないのですか。」
(Tコリント3:16)。
私たちの内に神が共にいて、私たちの中に住んでいて下さる。それならばもっともっと親しく、
「神様を知りたい。」「神様の全能の力を味わいたい。」と思うのは当然ではないでしょうか。
あかつき
ホセアの言葉のように「主を知ることを切に追い求めよう。」そうすれば「主は暁の光のように、
確かに現われ、大雨のように、私たちのところに来、後の雨のように、地を潤される。」のだから。
|