『罪の感情を断ち切る』
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「のみで型を造り鋳物の子牛にした。彼らは、イスラエルよ、これがあなたをエジプトの地から
連れ上ったあなたの神だと言った。」 (出エ32:4)
エジプトから紅海を分けてシナイ山まで導かれた神が、金の子牛だったのでしょうか。
とんでもない話です。しかし、当事者であるイスラエル人にとっては、荒野に放り出されて、
不安と心細い感情に捕われた時、理屈なんてどうでもよかったのです。
ただ不安の感情がなくなれば、たとえ紙切れでも、小さなお守り袋でもよかったのです。
不安の感情は知性を超えて、実におかしなことをやってしまうのです。すなわち、感情が働くと
見えるものも、見えなくなってしまうのです。この感情は、私たちが罪を犯す入口です。
とりこ
私たちの感情は「いけない」と分っていても、ひとたび感情の虜になると、何でもやってしまいます。
ですからこの罪の入口となる感情を警戒し、「イエス・キリストの御名」によって断ち切って
いかなければなりません。罪に打ち勝つ力は自分にはないのです。ただ御子イエスの血は、
すべての罪から私たちをきよめます。ですから、キリストの血によって断ち切っていきましょう。
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