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2004年7月4日

きれい                                                             
「奇麗事の信仰が通用する!」

Uコリント8章10〜15節

          
                  
@ 今朝は、教会の駐車場についての証しから、私たちが求めている「奇麗事の信仰が通用するの

だ」
ということを学びたいと思います。



A さて、私たちは長い間、駐車場が与えられるように祈ってきました。これまでは、さしてトラブル
                    あつれき
もなかのですが、最近、路駐のことで近隣との軋轢が起こってきました。そこで早急に駐車場が必要

となり探し始めたのです。するとどうでしょう。神様は時を移さず、すぐに最善の場所を与えてくだ

さいました。しかもアスファルト状になっており、14、5台はとめられて月5万円プラス消費税

という物件でした。しかし、この費用をどのように捻出していくか、ということが新たな問題でした。

5万2500円という額が、毎月現実に必要となってくるのです。



B では、この必要に対して、神はどのようにして栄光を現わして下さったのでしょうか。 まず私

たちが普通に考えることは、車を利用して来ている人が、各自で負担して頂く、という方法です。

それは、以前に教会の近くに駐車場があいたら、各自で借りたいと言う要望があったからです。

それなら、教会に負担なく確実に支払って行ける道です。しかし、教会の不特定多数の方がとめる

駐車場とするなら、その方法はふさわしくありません。そこで、私は車の有る無しに関わりなく、

指定献金によってその必要額を満たしていただこうと考えました。しかし、それには正直心配が

ありました。皆が同じように重荷を持てるかです。人それぞれ、事情がありますから。そして、

その不安が的中したました。それは、最初の献金を見た時です。その額は、千円でした。これでは、

必要額が満たされないと思ったのです。しかし、ミラーさんの体験を思い出し、これは満たされる

ことの証なんだ、と考え、信じて待つと決めました。するとどうでしょう。次の週には、いろいろな

人からの献金がありました。
その額もさまざまでした。私たちの教会は、献金袋に記名をしません

から、誰がいくら捧げたのかは分かりません。しかし、必要額を超える献金が捧げられていたので

す。しかも、その額を見る時(5千円、6千円、1万円、2万円等々)、自分のノルマとして自分の

ことだけを考えて捧げたのではなかったのです。「持っているもので」、「持っている程度に応じて

皆が平等になる。」と言われているように、一人一人が持っている程度に応じてささげたのです。

ですから、ここに価値がありました。これこそ「多く集めた者も余るところがなく、少し集めた者

も足りないところがなかった。」と、愛によって結び合わされている証ではないでしょうか。 この

ことを通して、信仰の奇麗事は通用することが分かりました。



C ただキリストに頼って生きていくと言う信仰の奇麗事の中に歩んで行く時、神は、求める者に

は報いてくださる方であることを味わうのです。この駐車場の件を通して、一人一人が、人間的計算

に立たず、信仰の奇麗事の中に生きていけばいいんだと知っていただいたと思います。私たちは

死んだものであり、キリストに在って生きている者です。ですから、自分のために生きるのではあ

りません。どこまでも信仰を貫いていく、一途な人生を、確信を持って歩んで行きたいと思いま

す。 


                      

                               

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