さば
『自分で自分を審く』
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「立ってこの場所から出て行きなさい。主がこの町を滅ぼそうとしておられるから。
しかし・・・それは冗談のように思われた。」
人は、自分の罪が分からないと、滅びが宣告されても、冗談のように思うのです。ロトはソドム・
ゴモラに長く居たため、その町の罪に慣れてしまい、罪を罪としてみることができなくなっていま
した。ですから町から出ることをためらったのです。
それは私たちの場合でも同じです。自分の罪に甘くなると、自分の都合が第一となって、主観的
にしか、神様の御心を理解できず、主の御心に従うことをためらってしまうのです。ですから、ロト
のように自分の過ちをいいかげんにせず、アブラハムのように、失敗したらすぐに、自分で自分を
審いて、神様の前にへり下り、主の御声に従っていく素直さを持つべきです。主は砕かれた悔いし
心を軽しめられないからです。
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