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2003年 NO.29

             
『神の全てにあずかる』   
  

      

             「わたしは、自分にかけて誓う。・・・地のすべての国々は祝福を受けるようになる。」

                                 (創22:16〜18)

 


 神が、ご自分にかけて誓って、アブラハムに祝福を注ぐと約束された以上、それは、絶対に破られな

いものです。又、神がご自分にかけて誓われるということは、神の全てをいただいたことと同じです。

そのことは、アブラハムが、かけがえのないひとり子を惜しまずに献げたからです。私たちもアブラ

ハムの信仰に習い、自分を献げ切った時、神の全てにあずかるのです。このことはリアルに、現実の感

触をもって味わっていくものです。天にあっては、神の栄光の光の中に身を置いて、神の全てにあず

かっていくのは当然です。
しかし地上の歩みに於いてもアブラハムさんは、この感触を、天の故郷に

あこがれながら、味わって行ったのです。私たちも、神の召しによって与えられる望みがどのような

ものか、聖徒の受け継ぐものがどのように栄光に富んだものかを、この地上でも味わって行こうでは
ありませんか。
 
                                    



     
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