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2003年8月24日


主にある幸い


ヨハネ14章1〜6節



                                          もと
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 今朝は、
イエス様が父の許に帰られたことによって、私たちに与えられた幸いについて学びた

いと思います。


                                                          ばんさん
A さて、イエス様は十字架にかけられる前日に、弟子たちと最後の晩餐をされました。その時主

は、イスカリオテ・ユダの裏切りによってこの世を去って行くことを知られ、弟子たちに遺言を語

られたのです。それは、彼らと、のちにイエス様を信じるようになる私たちに対するものであり、慰

めと励ましと希望を与えるためのものです。ですから、その御言を心に留めるなら、私たちも幸いを

味わうのです。



B 
では、イエス様は私たちに何と言われたのでしょうか。 まず、「わたしの父の家には、住まいが

たくさんあります。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。」
と言われました。つま

り、「わたしについて来る者は誰でも天に住むことが出来るのだよ。 だから安心して待っていなさ

い。 場所の用意が出来たら迎えに来るからね! それは、あなたがたを、わたしと一緒に居らせるた

めなのだよ。」と。なんと感動的で嬉しいお言でしょうか。私達が天に身を置く場所があるとは、何と

幸いなことでしょう。

しかし、この天の住まいに行くには、イエス・キリストを通して全ての罪が贖われ、赦されていなけれ

ばなりません。それは、私たち人間が全て罪人であり、義人は一人もいないからです。ですから、

次のように言われたのです。 「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。 わたしを通して

でなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」と。 その証拠に、私たちの人生の禍の

原因は、全部自分の罪から来るものです。ですから、その罪が赦され、解決されねばなりません。そ

のために、ご自分の命を捨てて私たちの身代わりとなり、罪の解決をしてくださるイエス・キリスト

を信じて、初めて天に住むことができるのです。
そして、信じた者に、主は言われます。
「あなたが

たがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう。父が子によって栄光をお受けにな

るためです。」 と。イエス様は、十字架の苦しみを忍ばれてまでして、父なる神の御心に忠実に従わ

れ、私たちの身代わりとなって下さったのです。だからこそ、「求めなさい。何でもしましょう。」 と

言ってくださるのです。父なる神は、私たちがキリストの名によって願うなら、何でも叶えてくださ

るのです。



C 
イエス様は、最後の戒めとして語られました。 「あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、

わたしのあなたがたに与える戒めです。」と。この御言から、神の願いは“愛”であることが分かりま

す。ですから、私たちの求めが愛の動機から求めていくことを願っておられます。その祈りが叶えら

れる保証は、ロマ書8章31、32節の御言です。神が私たちの味方なのです。大胆に祈って行きま

しょう。 祈ったことを主に委ねて信頼して待ちましょう。主は、天の父の右の座におられ、何でもし

ましょう、と言われるのです。この特権を信じて祈り、その幸いを味わっていきましょう。



                                    





                               

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