『心配事をなくす方法』
「あなた方の思い煩いを、一切主に委ねなさい。
主があなた方のことを心配して下さるからです。」(Tペテロ5:7)
私たちは、創り主を発見して信じるなら、創り主がすべてのことを益として下さるという
信仰が生まれ、いつでも助けて下さるお方に自分の人生を「おゆだね」することが出来ます。
すなわち「ゆだねる。」とは、「自分で考えないということ」です。もともと、私たちが、
「自分の考え通り、自分の思い通り」にしようとして、思い煩ってきたのです。
これは、罪です。なぜなら、アダムの反逆の罪は、「自分の思い通りにしたい。」という
ところから始まりました。ですから、私たちの心の中に「自分の思い通りにしたい」という
罪は、アダムの罪の本質ですから、これを罪に定めることです。なぜなら、幸いなことに、
この罪のためにキリストが身代りとなって、罪の代価を払って下さったからです。だから、
罪の刑罰からは救われます。しかしこの罪の性質が消えてしまったわけではありません。
私たちの心の中に現実に生きています。しかしながら、キリストが命をかけてこの罪の代価を
払って下さったにもかかわらず、尚、アダムの罪にしがみつくのはおかしなことです。
私たちは、この「自分の思い通りにしよう」とする我を捨てるべきです。すなわち、もう自分
で思い煩わなくていいのです。これからは、ただキリストの言われる通り、聞いてやって
いけばよいのです。この新しい世界に入るためには、「自分の考え通りしようとする罪を、
罪に定めて、全面的に心を開いて聞いていく」という意志を働かせることです。これが、
「砕かれた悔いし心」を持つということです。自分の思い通りしたいという我を砕くと、
自分を守れません。しかし、自分の事は主に委ねて守ってもらうのです。この信仰の秘訣を
スタートさせましょう。 |
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