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2007年 NO.216




『キリストの中にドボーンと漬かって』





 私たちは、ささやかな自分の知恵と経験に頼って、いろいろなことを判断してきました。

しかも、それが必ずしもいいとは言えないと知りつつも、小供の頃からの癖で、「自分の思い

通りにしよう。」とする強い「我」を大切にしてきました。ところが、イエス様を信じた時、

全てを知り尽くして一番安全な判断をして下さる方がいることが分って、その方に「全てを

任せ切って、委ね切った生き方」をしていけばいいと分かったのです。

 ところが、この生き方は、私たちの肉の生き方とは正反対であり、「どのようにして、

自分の考えに頼らず、主の考えに任せ切って行くのか?」と言うことを学んでなければなりま

せんでした。即ち、「私はキリストと共に十字架に付けられました。もはや私が生きているの

ではなく、キリストが私の内に生きておられるのです。というクリスチャンの生き方です。

これは、キリストの中にドボーンと漬って、キリストと1つとなるということです。

この生き方は、自我を捨て、完全にイエス様に信頼していく生き方です。
この生き方の中に

入るためには、すでにその生き方をしているクリスチャンから真似るのが一番てっとり早いの

です。そのために心を全面的に開いて、その人の霊の心を学ぶことです。ちょうど「畑に

隠された宝のようなものです。」その畑には、ドロもゴミもあります。しかし、全部その畑を

買います。同じように、全面的に心を開いて学び取るときは、ドロもゴミも吸収します。

しかし、後で、良いものは器に入れ、悪いものは捨てればいいのです。恐れず、勇気をもって

心を開いて学んでいきましょう。イエス様の心の中にドボーンと入るために!









                   
              



     
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