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2013年 NO.488





        
砕かれた心に入るスイッチ



 私たちの心の中には、二つの思いがあります。

1つは、主の御心の中に歩もうとする心。もう1つは、自分を守る自分中心な心です。

いつも、決断しようとすると、自分中心な心に向いてしまいます。それでは、綺麗事の

信仰に立つことができません。自分に不利な決断をしようとすると、「恰好つけるな」

という声が聞こえて来ます。そして、怖くなって怯えて不信仰な中に留まるのです。

しかし、これでは、主の御心の中を歩めないばかりか、患難に入ったら、心を変える

ことは、非常に難しくなります。ですから、今の内に、あえて主の御心の側にスイッチ

を入れるのです。人は、頭ごなしに怒られたり、否定されることを極端に嫌い、拒否

します。それは、罪人の性質です。しかし、罪人が罪を犯して報いを受けるのは当然

です。ですから罪人が罪である方向に心を向けるなら、人は蔑んでも、イエス様は、

蔑まれません。主は、その罪人を救うために来て下さったからです。ですから、

私たちは、自分の自由意志をもって、拒否する方向から、あえて自分が損をしても、

主の御心の方にスイッチを入れるのです。それが、いくらむずかしいことのように

思えても、スイッチを入れる心の決断、自分の意志の同意が必要です。

絶対主の厳しさは、愛情の裏返しです。絶対主は、罪人が罪人であることを認める

砕かれた心こそ、目に留めて下さるのです。ですから、開き直らず、心を砕いて主の側

にスイッチを入れて行きましょう。そこに本当の平安があります。たとえ、今までした

ことがなくても、今日からスタートさせるのです。聖霊のバプテスマは、ここから

始まります。リスクを負うスイッチも入れずして、「従います」と口で言っても

無意味です。

  



 
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