教 会 案 内 牧 師 紹 介 定 期 集 会 特 別 集 会
定 期 メ ッセージ  シ ョ ー ト メッセージ 福 音 の 話
行   事 教 会 新 聞 掲 示 板 リ ン ク 事 務 室


2013年2月17日




『キリストを模範として』


                第Tペテロ2章18〜25節


(起) 
キリストを模範とした本物の信仰について学びたいと思います。

承)さて、ペテロはここで、「しもべたちよ」と語りかけていますが、このしもべとは、

奴隷たちをさしています。私たちは、奴隷が存在すると聞くと、それは非人道的だから、解放者

を送って解放するのが創造主の御心だと考えます。しかし、不思議ですね。

「奴隷は、尊敬の心をこめて、主人に仕えなさい。」と語られているのです。
      
又、他のところでは、「奴隷という境遇の中にあるなら、それを気にせず、その召された状態

の中で留まっていなさい」とも言われているのです。しかも、「善良で寛容な主人だけでなく、
あくらつ
悪辣な主人にも従いなさい」と言われています。何故なら、「たとい不当な苦しみを受け続け

ているとしても、なお創造主を仰いでその苦痛を耐え忍ぶなら、創造主から報いを受けることに

なるからです」とパウロさんは言っています。この捨て身の生き方こそ、主が願っておられる

生き方だからです。


(転) では、捨て身の生き方について考えてみましょう。
     あくらつ
私たちは、悪辣な主人にも従い得たなら、創造主から報いは、奴隷からの解放だろうと考えます。

しかしそうとは書いてありません。もしかしたら、悪辣な主人のやることですから、その奴隷は

打ち叩かれて死んでしまうかもしれません。たといそうであったとしても、命を失ったその後に、

創造主は、かけがえの無い報いを与えてくださるのです。悪いことをやって打ち叩かれても、

それは当たり前のことで、何の手柄にもなりません。しかし、善を行って苦しみを受けるなら、

創造主は、外かってはおられず、報いを与えられるのです。創造主は、不当な苦しみを耐えて

いるのを知っておられますから、必ず報いを与えて下さいます。その報いは目に見える地上のもの

ではありません。ですから、地上で奴隷であったとしても気にするな、と言われているのです。

このことが分かっていないと、信仰による本当の生き方が出来ません。実にイエス様ご自身が、

私達の為に捨て身の献身をされました。そして、私たちに模範を示されたのです(21〜23節)。

イエス様は、初めは創造主の御子として霊的な方であったのに、この地上にあっては、私たちの

数々の罪をご自分の体に背負われ、不当な苦しみを受けられました。それは、肉体に十字架に

よる激しい痛みでした。それなのに、その激しい苦痛から、すぐ救ってくれ、とは言われません

でした。ただ創造主に、全てを任して不当な苦しみを耐えてくださったのです。それゆえに、

私たちはその打ち傷によって癒されました。そこまでの事を、イエス様はしてくださいました。

そのイエス様は一つも罪を犯されなかったので、創造主はイエス様を死から甦らされました。

私たちもまた、イエス様の御蔭で、同じように甦らされ、御国に行く者とされたのです。

ならば、残りの生涯、自分を守っていく必要があるでしょうか。私達が、このイエス様の心が

分かって、砕かれた心を持てば、捨て身になって、キリストのために生きて行こうとするのでは

ないでしょうか。この献身を躊躇するのは、自分の逃げ場を失うのを恐れて自分をかばっている

からです。
何故自分をかばうのですか?私達の為に、イエス様が、あれほどのことをして

下さったのに。私たちは、創造主からの報いとして、栄光の体を頂くのなら、この地上で

失うものは何も無いはずです。ならば、キリストのために、捨て身になって生きて行ける

でしょう。


(結) イエス様は、罵られても罵り返さず、苦しめられても脅かすことをせず、正しく

裁かれる方に、一切を委ねられました。
私たちも、創造主に委ねて正々堂々とした生き方

をしていきましょう。イエス様を模範にして、本気で身を献げて行きましょう。


このことは、地上に於いて、目に見える指導者であり、主に立てられている牧師に従うこと

でもあります。そうして教会が一致して、イエス様を模範とした捨て身の信仰の中に、献身して

行こうではありませんか。 



                                      

  
 *メニュー
      * 教 会 案 内
      * 牧 師 紹 介
      * 定 期 集 会
      * 特 別 集 会
      * 定期メッセージ
      * ショートメッセージ
      * 福 音 の 話
      * 行       事
      * 教 会 新 聞
      * 掲  示  板
      * リ  ン  ク
      * 事  務  室