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2012年 NO.425




『リバイバルの働きのために』
ー砕かれた、悔いし心ー





 私たちがリバイバルの働きをしていくために、どうしても必要なものは、自分を守らない

「砕かれた、悔いし心」を持つ人間になること
です。

 例えば悪霊の追い出しで、「怖い!自分にできるかなー!」と不安に思ったら、自分を守り

始めます。すると、悪霊は「お前の言うことは聞かん、お前は何者だ。」と逆に責めてき

ます。こんな屈辱はありません。悪霊からバカにされて、信仰を否定されるような者では、

リバイバルの働きに参加できません。そこで、自分を守らない人間になるためには、自分の

罪の責任を取って、自分の面ツもプライドも全て失う世界の底辺に落ち切ることが必要です。

そうすれば、もう自分を守るような人間ではないことに気づき、プライドとは縁のない生き方

が始まります。

 なぜなら、底辺に落ちた人間は、始めて、自分の義、自分の力は一つもないことに気づき

ます。すると、その時から、イエス様に頼って歩んで行こうとする、信仰の生き方が始まる


からです。多くの人は、この底辺に落ちたら駄目だ、と思っています。「そこに落ちたら、

自分は生きていけない」と思い、何とか踏ん張り、言い訳を上手に主張して、逃げようと

します。ですから、いつまでたっても、イエス様の十字架の贖いの意味が分かりません。

自分の義を立てて踏んばろうとしているからです。

 しかし、「落ち切っては駄目だ」と思う肉の心を砕いて、底辺に落ちるのは当然と決断

したとき、「砕かれた悔いし心」から来る魂のやすらぎを覚えるのです。これは、世の考え

とは、100%逆です。主は、80%の罪人である私たちを救われたのではありません。

100%罪人、いや、200%、300%の罪人の私たちを救うために、命を捨てて下さった

のです。

 ですから、罪人である自分をごまかして、義人振るのは間違っています。100%の罪人の

自分を自覚した時、自分を守ることを止めて、潔ぎよく自分の過ちを認めて、責任を取って

いく人生が始まります。
そういう人には、悪霊も、訴えることが出来ませんから、退散して

いきます。これで私たちは、堂々と主に頼る働きが始まります。この世界に早く入って行きま

しょう。



イエス様は100%罪人の私たちを
救うため命を捨ててくださった。




   
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