クリスチャンの伝道の多くは、それぞれが、イエス様との出合いの実体験を基に証を始めます。
しかし、クリスチャンの個人的実体験の証は、人には他人事に聞こえ、水掛け論になる可能性が
あります。それは、本人しか分らない世界だからです。
しかし、私たちが聖書の真実を証しするという伝道の基本に立つとき、御言の正しさをいろいろな
証拠を提示して語ることが出来ます。
例えば、ノアの洪水については、世界中に堆積層による平行地層が存在し、
一番下の層の先カンブリア層では、化石は1つも出て来ません。
しかし、その上のカンブリア層では、突然、おびただしい種類の化石が出てくるのです。
これは、洪水前の地層と洪水後に出来た地層であることが分かります。
この現実は、グランドキャニオンに行くと1.8qに渡って岩壁がむき出しになっていますので、
その境界を鮮やかに見て取れます。すなわち、創造の初めの地は、洪水によって変形はしましたが、
創造主が見て良しとされた地の痕跡と、洪水の時に埋った生物の化石を含むさばきを示す地層を
同時に見るのです。
このように、聖書の記述の正しさを示す証拠(根拠)を提示することによって創造主を証し、
その後にこの創造主の実体験をしてもらうために、「心のドアを開く」と創造主を個人的に
知ることが出来る(黙3:20)ことを語っていくのです。
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