つくりぬし
『創造主による奇蹟は、
科学の法則に反するか?』
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処女降誕・イエスの復活・水上歩行など、聖書にはいろいろな奇蹟が記されています。
しかし、これらの奇蹟は、今日の自然法則に反しているので、
事実無根として退けられてしまいます。
ところが、自然法則というものは、理想的な環境下で起こる出来事だけを対象にしている
ルールで、全てが同じ環境条件であることが法則の前提です。
ところが、この自然界では、いつも同じ環境下にあるとは限りません。
もし、そこにたまたま異なった条件が入れば、異なった結果が出てもおかしくありません。
例えば、重力の法則に従えば、「ものが落ちたら、それは、地面に落ちます。」
しかし、もし地面に落ちる前にリンゴをキャッチしたら、「地面に落ちることはありません。」
それは、人が介入して受け止めたからです。この時、人間が重力の法則に違反したり、
重力の法則を覆すことでもありません。単に人間が、その状況に介入しただけです。
同じように、創造主の奇蹟も、自然法則に違反したり、覆したりするわけではなく、
単に創造主が、その状況に介入しただけで、本来、地に落ちるリンゴが地に落ちなかったように、
水に沈むべきものが、沈まぬように介入しただけのことです。
そこには、介入はあっても、自然法則を変えたわけではないのです。
だから、創造主の奇蹟は、科学の法則に反するわけではないのです。
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