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2009年4月5日





『不屈のたくましさ』





ヨハネ黙示録21章1〜10節




@ 今朝は、新天新地における私たちの立場について考え、そして、栄冠を得るためゴール

目差して不屈のたくましさで前進していくことを学びたい
と思います。

A さて、199節で「小羊の婚宴に招かれた者は幸いだ。」と言われています。

そこには、小羊の妻である花嫁と、大群衆がいます。この大群衆は、「小羊の婚姻の時が来て、

花嫁はその用意が出来た。」と神をほめたたえ、自分が花嫁だとは言っていません。

彼らこそ私たちではないでしょうか。では、小羊の妻とは誰でしょうか。21章で、それは、

「聖なる都、新しいエルサレム」であると言われています。それは、新天新地に神のみもとを出て

天から下ってきます。この聖なる都で神に仕えているのが、「額に神の名が付いている者」

(黙22:4)たちです。彼らこそ、偶像に汚されたことがなく、偽りも傷もない者たちであり、

神と小羊にささげられる初穂としてイスラエルの十二部族に残されていた十四万四千人です

(黙14:4〜5)。これらのことから、私たちは子羊の婚宴に招かれる者であり、それだけでも

感謝だということです。さらに私たちは、小羊のいのちの書に名が記されていますから、

新しいエルサレムに入ることが出来るのです(黙21:27)。私たちのゴールはここです。

そして信仰とは、ゴールを目差して、栄冠を得るために走り通していくことなのです。

B では、ゴールを目差して、栄冠を得るために走っていく生涯を全うするために必要なものは

何でしょうか。イエス様一筋の生き方をしたパウロは言いました。「自分の走るべき行程を走り

尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音をあかしする任務を果たし終えることができる

なら、私のいのちは少しも惜しいとは思いません。」と。この心は私たちも同じです。

 しかし、私たちにとって一つ足りないものがあります。そのことについて示唆を与えてくれた

ものがあります。ドラマ「黒部の太陽」です。困難を極めたトンネル工事にあって、危険にさら

された過酷な労働と、進展しない工事の中にあって、多くの労働者たちは死んでいき、また、

現場を去っていきました。そんな中で、「自然と闘っても勝てない」と言う者に親方は言うのです。

「必ずトンネルを抜いて見せます。そして黒部の太陽を見せてあげます。自分たちは神に逆らって

いるわけではない。神に祈っているだけだから。」と。私たちのこれまでの十五年の歩みと

オーバーラップして来ました。牧師と苦しみを共に出来ない者たちは去っていきました。しかし、

私たちは神に逆らっているわけではありません。少なくとも創り主は、私たちを支え続けて

下さり、私たちと共におられることを証しし続けて下さいました。しかも、この長いトンネルの

中で私たちの信仰を訓練し磨いて下さいました。決して無駄ではなかったのです。だから今、

はっきりと言いたい。「私たちは、必ずやり抜きます!少ない人数でも、前に向かって掘って

いきます!」と。
このたくましさが、不屈の心、ガッツが必要なのです。神にとって不可能は

ないのですから、必ずトンネルの向こうに神の栄光を見ることが出来るのです。


C 私たちは、いのちの書に名が記されていますから、新天新地に召されている者です。

この栄光の国に向かって突き進んでいこうではありませんか。不安材料があって当たり前です。

しかし、ここにいる、逃げなかった者たちで突き破り、春日井に主の栄光を輝かしましょう。

そして、トンネルの向こうで、巨大なダムを建設したように、私達もバイブルランドを築き上げる

のです。働きはこれからが 本番です。たくましく伝道していきましょう。 












    


                                        

  
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