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2007年 NO.215




『人間の評価の基準』





 
 日本の教育は、文科省の教育指針に従って進化論が教育の土台となっています。

そのため、幼い時からただただ長い時間かかって人間になったものと教え続けられ、ほとんど

の人が自分自身の存在理由も知らないで生きてきました。そのため、「ゴキブリも人間も

同じだ」と言って、子供を殺した中学生が出てきました。恐ろしいことです。人間とは、

そもそも創造主が「われわれに似るように、われわれのかたちに、人を造ろう。」と言われ、

「神のかたちに人間を創造し、男と女とに人間を創造された。」(聖書)とあります。

ですから、人間の評価はゴキブリと同じではなく、天地万物の創造主と同じ似姿を持った存在

であり、創造主の愛の結晶なのです。ところが、私たちは、「人間になることを願ったわけ

でもなく、決定したわけでもありません。気がついたら人間 だったのです。」ならば、

人間は偶然の産物であると言うのでしょうか。

 いいえ!

 10面体のサイコロを1〜10まで順序よく目を出す確率は、100億回に、たったの

一回です。それは、一秒間に一回づつサイコロを振ったとしても、317年(100億秒)

にもなるのです。人間の細胞は、たった10個で出来上っているわけではありません。

なんと60兆もの細胞が分裂を繰り返し、順序よく並べられているのです。この現実は、

とても偶然によるとは、考えられません。私たちは、偶然の産物でもなく、猿の子孫でも

なく、全知・全能の創造主による知恵と力による「愛の結晶」です。ここにこそ、人間の

価値と尊さと、存在理由があるのです。









                   
              



     
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