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2005年 NO.100


       
『エジプトの歴史の不思議』 

 

 古代エジプトの繁栄は第四王朝時代に極まっています。この時代には、ギザのピラミッドの1つ、

クフ王の大ピラミッドが造られ、カフラー王によってスフィンクスが建てられた。スフィンクスの

顔はカフラー王の似姿だと信じられており、世界最古の大型肖像が建てられた。しかし、この後は、

不思議にも、エジプトの繁栄は続かず、無政府状態になっていく。実は、このことが旧約の歴史

年表を見ていくと、実に興味深いのです。すなわち、この第4王朝の後に、ノアの洪水が起ったと

推察されるからです。

 それは、アダム暦の1656年、西暦紀元前2457年(出エジプトをBC1445年と考え。)

です。年代の一致はないがエジプトの記録によると、エジプトはかつてゾウやガゼルが草を食み、

人間も狩猟採集を営むサバンナ(熱帯草原)であった。それが気候の変化によって、砂漠化された

とあります。ピラミッドは砂漠の上に建てられずはずがなく、砂漠化される前の大洪水以前の

建築物であると思われる。もしかすると、ピラミッドの下には、洪水層すなわち地層はないのかも

知れない。エジプトの砂漠化は、大洪水によって起こされ、ピラミッドを覆っていた大理石は、

大洪水によって欠落し、盗賊によって、持ち去られたのではないだろうか? 

 歴史のロマンは、大洪水の記録を踏まえると、興味深い発見がされていくと思います。





                                    



     
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