「第二年目の第一月、その月の第一日に幕屋は建てられた。」(出エ40:17)
神様は、「聖所を造るなら、わたしは彼らの中に住む。」と仰いました。
そこで、イスラエル人は神様にお会いして、神様の指示を仰ぐために幕屋を作ることは、最善の
ように思われました。しかし、罪人が聖なる神に近づくことは大変なことで、これまで以上に、
こむずかしい規則が一杯できました。もともと、罪人が神に近づくことは次元の違いすぎることで
危険が一杯でした。実際アロンの長子と次男は祭司に立てられましたが、彼らは神様の聖さを
汚して、殺されました。ですから、もともと罪人が神様に近づくということ自体が、無理なこと
だったのです。しかしこの不可能に思えることをして下さったのが、イエス・キリストです。
イエス様がご自分の血によって、まことの聖所に入って永遠の贖いを成し遂げて下さったため、
私たちは、イエスの血によって大胆にまことの聖所に入り、神に近づくことができるようになりま
した。しかも、主は、私たちの心の板に律法を書き記して下さいましたので、神に反抗し続けて
きた者であるにもかかわらず、「神様の御心に従って生きて行きたい」という思いが入ったので
す。この故に、私たちは図々しくも、「主に用いられたい」と叫び、神様に近づくことができる
者とされたのです。この恵みを感謝して、「何とかして用いて下さい」と、求めて行こうでは
ありませんか。
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