「ああ主よ。どうかほかの人を遣わして下さい。」 (出エジプト4:13)
主がモーセをエジプトに遣わそうとされた時、彼は「私は口が重く、舌が重いのです。」だから
他の人を遣わして下さい。と拒絶しました。すると、主の怒りがモーセに向かって燃え上りました。
がんこ
彼は、肉の思いの中に頑固に留ろうとしたからです。神様はこれを一番嫌われます。なぜなら、主は
人間の肉の弱さを十分知っておられ、その弱さに対し、「わたしは、あなたの口と共にあって、あな
たの言うべきことを教えよう。」と、私たちの一番の弱点に、主が共にいて、その弱点を助けると
仰って下さるのです。なのにモーセは、弱腰になって引いたのです。彼は前に、自分の力でイスラエ
ル民族を解放しようとしました。しかし、それは無惨にも失敗しました。しかし、こんどは神様が、
神の力で、それを成功させようとしておられるのです。
この幸いな結果を味わうには、「へり下って心を開くこと」が必要です。自分の肉の思いの中に留る
ことは、心を閉じることです。だから私たちも、いつもへり下っていきましょう。それが主の御心だ
からです。
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