「モーセがおとなになったとき、彼は同胞のところへ出て行き、その苦役を見た。」
(出エジプト記2:11)
ヨセフとモーセは逆バージョンです。ヨセフは苦しみを通ってエジプトの首相となりますが、
モーセはパロの娘に拾われ、いきなり王子となります。しかしその後、一介の羊飼いに落とされて
しまいます。なぜでしょうか?
モーセは自分が英雄になって、神をしもべのように使って、イスラエルを解放しようとするおごり
があったからです。そのため、彼は40年間のへり下りの訓練を味わうのです。私たちも、自分の
肉が、叱られない人間になり、罪を犯さない英雄になって、神に用いていただこうとします。
しかし、人間はみな罪人で、一人たりとも英雄には、なれないのです。だから神は、神をしもべの
ように使って、神の栄光を現わそうとする人間を、へり下らせます。 へり下りの経験は、アブラハ
ム、イサク、ヤコブ、ヨセフ、モーセとみな学ばされているのです。ならば、私たちが苦しみを通っ
てへり下りを学ぶのは当然です。しかし、その後で神は不動の者として私たちを用いて下さるので
す。この神の訓練を受けて、ヨセフさんやモーセさんのように用いられる者とされていきましょう。
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