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          2006年4月9日
                                                               
       『永遠に全うされた事実のもとに』 



ヨハネ黙示録21章1〜10、23節〜22章7節







@ 今朝は、新しい天と新しい地に入ることを保障されている私たちが、この地上の残された

時を、どのような心を持って生きて行ったらいいのかを学びたい
と思います。

A さて、黙示録の最後の記録は、私たちにとって喜びの場所です。

というのは、黙示録は、患難時代の後に悪魔が捕らえられて滅ぼされた後に、創り主によって造ら

れた新しい天と新しい地に入っていく者の喜びの姿が記されているからです。こんな凄い所が

私たちに保障されているのかと思うと、「すごいことだなあー、恵みだなあ。」と思います。 

それは、私たちの生きる希望です。特にこの世界は、どんどん住みにくい環境になって来ています

し、自分自身を見ても不完全な者であり、様々な不具合を覚えている者ですから、一切がリセット

され、全てが新しくされることは、なんと素晴しい事でしょうか。

B では、新しい天と新しい地について見てみましょう。この新しい天と新しい地は、子羊(キリ

スト)の花嫁である聖なる都が天から下ってきて完成します。このとき宣言されます。「見よ。

神の幕屋が人と共にある。神は彼らと共に住み、彼らはその民となる。また神ご自身が彼らと共に

おられて、彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。もはや死もなく、悲しみ、叫び、

苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。」と。ここに、言い尽く

せない慰めと歓喜があります。さらに、「聖なる都には、太陽も月もいりません。神の栄光が都を

照らし、子羊が都のあかりだからです。そこには、水晶のように光るいのちの水の川が流れ、

その両岸には、いのちの木があって、十二種の実がなり、毎月実ができました。もはやのろわれる

ものは何もない」、という光の世界なのです。しかし、
誰もが入れる訳でありません。子羊の

いのちの書に名が書いてある者だけが入れるのです。イエス様は、「あなたがたの名が天に書き

しるされていることを喜びなさい。」と言われましたが。それは、新天新地に入っていく間違いの

ないことだからです。私たちはこの保証をいただきました。しかも、自分の行いで獲得したの

ではありません。イエス様が成し遂げてくださった客観的事実(十字架の贖いと死からの復活)に

基づいていただきました。ですからこれは、不動の保証です。私たちは、この方にいつも目を向け

ているべきなのです。
 新天新地の国々に入るだけでなく、「キリストの花嫁として聖なる都に

住めたらもっといいな」、と思いますが、どちらに住むことになっても、その特権を与えてくだ

さったのはイエス様ですから感謝です。キリストは、ご自身のいのちによって私たちの救いを

永遠に全うしてくださいました。―「キリストは聖なるものとされる人々を、一つのささげ物に

よって、永遠に全うされたのです。」(へブル10章14節)

C 
私たちは、こんな凄い約束をいただいているんです。しかも、私たちの命は、全部創り主に

よって造られたものですから、このお方の役に、生涯を用いて頂けるなら、こんな感謝なことは

ありません。ですから、私たち一人一人が献身的な心を持って激しく仕えて行くのです。

そうすれば、新天新地で大いに喜びが沸きあがるでしょう。


                                        

  
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