『セントヘレンズ山の噴火とノアの大洪水』
詩篇29篇3節〜11節
創造に関するセミナー 【講師】 安井亨 氏
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@ 化石は一瞬のうちにできることが最近分かりました。又、放射性同位元素を用いた年代測定法
にも問題があり、帽子の化石などがそれを裏付けています。また、平行な地層は、それが一度に
しさ よ
できたことを示唆しており、創造論ではこれらを大洪水に因ると考えていましたが、それを
裏付けることが、実際にアメリカで起きたことをお話します。
A 米ワシントン州にセントへレンズ山(標高2950m)という富士山そっくりの火山があります。
1980年に北側に向けて大噴火し、様々な現象を引き起こしました。爆風でなぎ倒された根も
枝もなくなった丸太の木々は湖に流れ込みました。二年後には垂直に立ち始め、その後沈み
湖底の水平地層の中に突き刺さったのです。立ち木の化石の森で有名なイエロー・ストーン記念
公園というのがアメリカにあります。それまでは水の中でも育つ木が化石になったと説明して
きましたが、今ではその看板は取り外されました。また、三度の噴火によって数十メートルに渡る
三層の地層も出来上がりました。わずか三日のうちにです。その地層には、グランドキャニオンに
見られる一ミリ単位の地層も存在します。また、噴火の一年くらい後にクレーター内の氷河が
溶けて泥水が大地を削り峡谷を造り出しました。そのような地形を進化論者は長い時間かかって
川が浸食して出来たと説明してきましたが、たった数時間で出来たのです。進化論学者はグランド
キャニオンの形成に何億年もかかったと主張しますが、セントヘレンズ山は、それが短期間である
ことを示唆します。また、植物の回復も予測より10倍も早く、動物の多産化も確認されました。
進化論者と創造論者は同時にセントヘレンズ山の調査を始めたのですが、結局進化論者側は途中で
やめてしまいました。その結果がそれまでの創造論者の主張にあまりに符合していたからです。
このセントヘレンズ山の出来事はノアの大洪水の時に起きたことを現代の私たちに見せてくださっ
たのでしょう。
B こういう話があります。セントへレンズ山にハリー・トルーマンという方が住んでいました。
ロッジを経営していました。彼は、噴火の可能性があり危険なので非難するようにとの地元の
消防隊の警告を受けていましたが、無視して小屋に居続けたのです。その結果、あの大噴火で
彼の家もろとも飲み込まれてしまいました。セントへレンズ山が爆発したのは日曜日の午前中でし
た。教会では礼拝中でした。実はトルーマンさんのロッジに一緒にいた人たちでも一部の人たち
だけは礼拝に参加していて助かったのだそうです。車でほんの10分くらいの距離でした。
ノアの洪水でおきた事柄とほんとにそっくりです。教会が箱船の代わりとなったのです。罪に
対するさばきの警告は今もなされています。
C けれども、幸いなことは今の時代にもノアの箱舟のドアは開いています。「わたしは門です。
誰でもわたしを通って入るなら救われます。」わたしがドアです、と言ってる方はどなたですか?
イエス・キリストです。イエス・キリストが十字架の贖いによって今私たちに与えられている
箱舟のドアとなられたのです。へりくだり罪を悔い改めてイエス様に飛び込むなら、あなたは
救われるのです。信じて、キリストに向かいましょう。 |
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