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          2006年1月22日

                         けんしん                                      
       『献身を貫くこと』 


ルカ16章1節〜13節


@ 今朝は、「不正な管理人」のたとえの意味を考えながら、造り主が私たちに求めておられるのは、

「献身を貫くこと」
であることを学びたいと思います。


A さて、聖書では、この不正な管理人に対して、主人はこうも抜け目無くやったことをほめた

とあります。それは、地上のことが全てだと考えている世の人々にとっては、「少しでも楽をした

い、損をしたくない」という意識があるからです。しかし、天を目指している私たちにとって、何故

不正な管理人の抜け目無さが、イエス様の例えで肯定されているのか、疑問に感じます。しかし

これは、あくまでも、例えとして語られているのです。ですから、自分の身を守るために、主人に

損失を与えてまで抜け目無く不正をやった管理人が正しいかどうか、というものではありません。

これを適用して語られている9節からの事が、私たちへのメッセージなのです。


B では、9節から13節までの内容について見てみましょう。確かに世の中の人は抜け目が無く、

絶対損をしないようにやります。しかし、自分が作った世界ではありませんから、全て思い通りに

行くわけではありません。ホリエモンのように、どこかでストーンと足を引っ張られてしまうの

です。抜け目無さには、「自分さえよければ」という不正の罪と結びついているからです。しかし、

造り主に対して生きているクリスチャンたちに対して「そこで」と主は言われます。「不正の富で、

自分のために友をつくりなさい。」と。この「不正の富」というのは、「世の富」ということです。

また、友とは、「彼らは、永遠の住まいに迎える」とありますから、「キリストを信じる者たち」の

ことです。
即ち、「この世の富で多くのキリストを信じる友をつくりなさい。」というのが、イエス

様のメッセージです。そうすれば、たとい富が無くなっても、神の国に入れた者たちがあなた方の

ことを弁解し、「天の父の前であなた方を守ってくれるよ。」という事なのです。ですから、もし、

世の富を儲けたいなら、その富を惜しげもなく、無条件で神の国のために使っていくことこそ、

イエス様が願っておられることです。小事(世の富)に忠実な者は、大事(天の富)にも忠実な

のです。又そのような人に、まことの富を任せることが出来るからです。
 私たちの命は、すべて

造り主によって与えられたもので、自分で造ったものは一つもありません。ですから、富も全て

与えられるものです。なのに、この世の富に心を向けて、魂を奪われるようではいけません。

造り主にも仕え、富にも仕えるということは出来ないからです。


C 私たちが、神に仕えていくために必要なのは、献身です。私たちがキリストを信じますと表明

したとき、それは、「造り主の言われることをみな聞いていきます。」という献身の表明でもあり

ます。ですから「この方の御名が崇められるために、心を献げて従って行きます。」と、自分の意志

でそうするなら、造り主は喜んでくださり、私たちも祝福を受けるのです。この「献身の心を貫いて

いくため」のメッセージがここにあるのです。あくまで主に信頼し、シオンの都を目指して、

歩んで行きましょう。



                                        

  
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