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          2006年1月29日
                                                               
       『ザアカイの心を変えたもの』 


ルカ19章1節〜10節

@ 今朝は、取税人であるザアカイの心を変えたものは何だったのかを考え、伝道は見返りを

求めない純粋な愛を注ぎ続けていくことであることを学びたい
と思います。そして、この心で、

造り主の愛を純粋に伝えていきたいと思います。


A さて、最近私たちは、いろんな角度から、自分たちの存在の意義について学んできました。

それは、日本語で“神”と訳された言葉―“エロヒム”の意味を知ることから始まりました。

エロヒムとは、創造者(造られた方)、絶対者という意味があります。私たちは、創造者によって

造られました。自分で造った部分は一つもありません。しかも、私たちが生きていけるように、

全ての環境が整えられてから造られました。この創造者の配慮がいかばかりかを考えると感動し

ます。この配慮がなければ、私たちは生きていくことはおろか、存在もしなかったからです。

 ですから、この方の前に私たちは、自己主張出来る者ではありません。しかしながら、私たちは

造り主を無視し、自分の幸せだけを追求してきた者です。これは、造り主からご覧になったら

傲慢な生き方です。ここに登場するザアカイも、自分の利益だけを考えて生きていた者でした。

ところが、イエス様の一声で、それまでの生き方が180度変わったのです。


B では、何がザアカイの価値観を変えたのか見てみましょう。彼は、取税人として働いていまし
        
わいろ
た。それは、不正や賄賂が効く世界ですから、「自分さえよければ・・・と」自分の欲を追及し、

金集めに夢中でした。このことは、同胞から税を取り立てるローマの手先ですから、人々からは

嫌われていたのです。ですから、自分自身の満足感も喜びも幸いもありませんでした。そこで、

イエス様を一目見たいと思っても、人々からのけ者にされ、大の大人が木に登らなくては見れない

という惨めな経験をしたのです。

 
そんな彼に、イエス様は声を掛けられました。「ザアカイ。急いで降りて来なさい。きょうは、

あなたの家に泊まることにしてあるから。」と。この瞬間、彼は、お金では味わえなかった心の感動を

味わったのです。このときザアカイの心は一気に開かれました。「自分のことをイエス様が心を

かけてくださった。そして、自分の家で食事をしてくださる」・・・「自分が求めていたものは

コレだ。」と分かったのです。彼は、イエス様の分け隔ての無い純粋な愛を感じたのです。


ですから彼は言いました。「財産の半分を貧しい人たちに施します。また、だれからでも、私がだまし

取った物は、4倍にして返します。」と。これは、お金で満足しようと生きて来たザアカイが、造り主に

喜ばれる心で生きて行きたいという心の変化だったのです。そのザアカイにイエスさまは言われ

ました。「きょう、救いがこの家に来ました。」と。


C 私たちも、ザアカイと同じ経験をしました。

 私たちの全て知り尽くし、命を仕組まれたお方が私たちの友となり、私たちの心を変えて下さいま

した。ですから私たちも、ただへりくだって、この純粋な愛に答えて行きたいのです。そのためには

エネルギーが要りますが、そのエネルギーは、上から頂いて、造り主の一方通行の愛を伝えて

いこうではありませんか。


                                        

  
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