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          2006年2月19日
                                                               
       『賜物を用いて互いに仕え合う』 


第Tペテロ4章7節〜11節、5章1〜5節




                      たまもの
 @ 今朝は、みなが造り主から賜物を頂いていることを喜び、その賜物を用いて互いに仕え合う

 ことを学びたい
と思います。

 A さて、これからの私たちの教会の働きとして、11節を心に留めてみたいと思います。
              
 しもん
 というのは、私たちはそれぞれ指紋が違うように、性格や賜物も違い、バラエティーに富んで造られ

 ているからです。しかも造り主は、あなたがたの名を手に刻んだと言われ、私たち一人一人を

 ちゃんと覚えられ造って下さいました。ですから、一人一人に与えられた賜物は、すばらしいの

 です。 しかし、その賜物は、自分にはよく分からず、本当に自分に与えられているのだろうか、

 と思ってしまうものです。しかし、
私たちはキリストを証しするために選び出された者です

 から、その働きに必要な賜物を一人ひとりが頂いているのです。
ただ、自分では意識しないで使って

 いるだけです。賜物とはそういうものなのです。ですから、キリストを証しするために、それぞれの
     

 持ち味を活していけばいいのです。
                
たまもの  い   
 B では、恵みの良い管理者として賜物を活かしていくために、私たちはどうあるべきでしょう
      ま 
 か。先ず、へりくだる心を身に着けることです。ペテロは言います。「長老たちに従いなさい。みな

 互いに謙遜を身に着けなさい。神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者に恵みを与えられるからで

 す。」もし私たちが神に敵対したら、賜物を活かしていくことが出来なくなります。そして、その

 敵対する入り口は、自分の知恵に頼り、自分を良く見せようとする時です。「アレが出来ます、

 コレができます。」といって、自分を現わしそれが受け入れられないと、敵対するのです。

                                      へび こうかつ 
 正に、罪の原点はここにあります。エデンの園で、エバは、蛇の狡猾な誘いの言葉に乗って、

 「それを取って食べたら必ず死ぬ。」と言われていたにもかかわらず、善悪を知る木の実を食べて
              ごと                      
 
 しまいました。その結果、神の如くなりたい、自分が認められたいという思いが心を占め、神よりも

 自分の栄光を表そうとしたのです。さらに、その罪の結果を、女はサタンのせいにし、男は女のせい

 にして、悪知恵の中に入ってしまったのです。このことから、
私たちが賜物を使っていくとき、

 自分が誉められたり、誇ったりするためであってはいけないことが分かります。さらに、他人の
                           ねた  
 持っている賜物は良く見えますから、それを欲しがったり、妬んだり、又、同じようになろうと

 してもいけません。みな同じ賜物を持っていたら、キリストの体を構成することは出来ません。

 ですから、お互いの賜物を認め合い、互いに尊敬し、助け合って、キリストが崇められるように、

 一致していくのです。


 C 私たちは、自分を表すために頭を使うのではなく、主の働きのために知恵を用いるのです。

 それは御霊によって頭を使っていくことであり、主の前にへりくだっていくときに、力強く発揮

 されていくのです。ですから、
謙遜を身に着けていきましょう。そして、人と見比べず、自ら進んで

 自分の持てるものを、どんどん積極的に生かしていきましょう。



                                        

  
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